ポータブル版とは?その作成方法について解説
この記事では、ポータブル版の意味と、CBackupをポータブル版として作成し、データを保護する方法について分かりやすく紹介します。
ポータブル版とは?
ポータブル版とは、ソフトウェアの実行ファイルや設定情報をすべて1つのフォルダにまとめ、その中の .exe ファイルをクリックするだけで、どのPCでも起動できる形式のことです。通常、USBメモリなどのリムーバブルデバイスに保存して使われます。
一方で、ソフトウェアには「インストーラー版」という形式もあります。では、なぜインストーラー版ではなく、ポータブル版が使われるのでしょうか。以下でその違いを見てみましょう。
1. インストールが不要:インストーラー版は事前にインストールが必要で、プログラムのファイルや設定がPC内の複数の場所に分散して保存されます。たとえば、アプリ本体は C:\Program Files フォルダに、共通設定は ProgramData フォルダに、ユーザーごとの設定は隠しフォルダに保存されることがあります。一方、ポータブル版はインストール不要で、すべてのファイルが1つのフォルダにまとめられています。
2. 持ち運びができる:ポータブル版はUSBメモリなどに保存して、別のPCでもそのまま使えます。環境を選ばずに利用できるのが大きな特徴です。
3. バックアップと復元が簡単:必要なファイルや設定がすべて1つのフォルダに入っているため、フォルダごとコピーするだけで簡単にバックアップできます。
復元も同様にフォルダを戻すだけなので、手間がかかりません。
バックアップソフトのポータブル版を作成してデータを保護する方法
バックアップはデータを守るために大切な習慣ですが、複数のパソコンやサーバーで毎回バックアップソフトをインストールし、設定するのは手間がかかります。そこでおすすめなのが、バックアップソフトCBackup Technicianをポータブル版として作成する方法です。
CBackup Technicianのポータブル版には、バックアップ、復元、同期、クローン、各種ツールなど、CBackupのすべての主要機能が含まれており、クライアント向けの有償テクニカルサービスにも対応しています。
ここでは、CBackup Techを例に、ポータブル版を作成する手順をご紹介します。
手順1:ポータブル版作成ツールを起動する
左側のメニューの「ツール」をクリックし、「共通ツール」内にある「ポータブル版を作成」を選択します。
手順2:保存先を選択する
ソフトウェアの実行ファイルや設定情報を保存するため、USBメモリなどのリムーバブルデバイスを選択します。あらかじめリムーバブルデバイスをパソコンに接続してから、保存先として指定してください。
保存先は入力欄に直接入力することも、「参照」ボタンをクリックしてファイル選択画面を開き、指定することもできます。選択が完了すると、保存先が入力欄に表示されます。
手順3:作成を開始する
保存先を選択したら、「作成を開始」をクリックしてポータブル版の作成を開始します。作成中は進行状況や処理内容が表示されます。必要に応じて、「キャンセル」をクリックして作成を中止することもできます。
手順4:作成を完了する
処理が完了したら、「完了」ボタンをクリックします。
ポータブル版登録ツールについて
ポータブル版の作成が完了すると、ポータブル版のCBackupフォルダ内に、Register.exeという登録ツールが生成されます。
この .exe ファイルを実行すると、ポップアップウィンドウが表示されます。
>> 「登録」 をクリックすると、ポータブル版が登録状態になります。この操作は、ポータブル版の使用中に問題が発生した場合にも有効です。
>> 「登録解除」 をクリックすると、ポータブル版は未登録状態になります。
実行後は、登録情報の漏えいを防ぐために、「登録解除」 をクリックして登録情報をクリアすることをおすすめします。
注意事項:
- 本ツールは、ネットワークパスへの作成には対応していません。
- 本ツールは、CD-ROMドライブへの作成には対応していません。
- 本ツールは、CBackup Technician版のみで利用可能です。
- CBackupを起動している間は、ポータブル版を同時に起動することはできません。
まとめ
ポータブル版は持ち運びができ、どのPCでもすぐに使えるため、毎回インストールする必要がなく、とても便利です。また、システムやデータを守るために、バックアップを作成することは大切な習慣です。ただし、複数のパソコンでバックアップソフトを利用する場合、都度インストールするのは手間になることもあります。そのような場合は、CBackup Technicianを使ってバックアップソフトのポータブル版を作成することで、より効率的にデータを保護できます。